ニキビができやすいから、自分の肌は敏感肌だと思っていませんか?
ニキビ肌は、実は、敏感肌とは違います。
ニキビは、寝不足やストレス、ホルモンバランスなどの内的な要因でできることがほとんどで、特に肌が弱いからというわけではありません。
敏感肌とは、化粧品にかぶれやすいとか、髪の毛や花粉、ダニ、ハウスダストなどが肌に付いただけでも、肌がかゆくなったり湿疹ができたりしやすい肌のことをいいます。
健康な肌では、表面にある角質層が外的な刺激から肌を守るはたらき(角質のバリア機能)をしており、角質層が薄かったり弱かったりすると、バリア機能が低下するので、敏感肌になります。
さらに、角質のバリアを通して刺激が進入してきた場合、それに対して過剰な反応をするアレルギー体質も敏感肌のひとつです。
敏感肌の具体的な症状としては、まずはじめに皮膚が赤くなります。
さらにカサついて皮膚がむけたり、かゆみが出たり、症状がひどくなると、しみたり痛みも出てくることがあります。
敏感肌が疑われる場合は、一度皮膚科などを受診してみることをおすすめします。