炭酸ガスレーザーなどレーザーを用いて、ニキビ跡で陥没した皮膚の表面を削り取り平面にする治療法があります。
ニキビ跡の治療原理としては、ピーリング治療と本質的には同じといえます。
ニキビ跡に対するレーザー治療は、日本人の場合、色素沈着が起こりやすいので注意が必要といわれています。
また、ニキビ跡に対するレーザー治療は、痛みが伴うことがあるので、通常麻酔(麻酔シールを使用)をかけて施術します。
ちなみに、レーザーは、ホクロの治療や黒アザの治療などにも用いられています。
ニキビ跡を治療する場合のレーザーは、炭酸ガスレーザーのほかにも、クールタッチレーザー、ヤグレーザー、Vスターレーザー、エヌライトレーザーなど各種レーザーが、ニキビ跡の症状に合わせて治療に使われています。
したがって、ニキビ跡の状態に合った最適なレーザー治療を受けられるように、しっかりと治療設備の整った皮膚科などの医療機関を選ぶことが重要です。