ニキビ跡のケミカルピーリング治療


ニキビ跡のケミカルピーリング治療

ケミカルピーリングとは、グリコール酸やサリチル酸といった強い酸性の薬品を用いてニキビ跡となった皮膚(角質)を表面から化学的に融かし、皮膚の再生を促し、ニキビ跡を治療する方法です。

ケミカルピーリングは、まず酸によって、ニキビ跡の皮膚の表面や毛穴にたまった古く傷んだ角質層を取り除き、ニキビで炎症を起こしている部分を殺菌します。

そして、皮膚を引き締めながら皮膚の自然な新陳代謝を促進して、新しい皮膚に生まれ変わらせることで、滑らかな皮膚にしようとするニキビ跡の治療法です。

ケミカルピーリングは、新陳代謝を高め皮膚の再生(ターンオーバー)を促しますので、ニキビ跡の治療のほかにも、シミやシワに効果的です。

ターンオーバーの周期は28~30日といわれ、加齢につれてその周期は長く、皮膚の角質は厚くなり、古い角質が肌のトラブルの元になります。

ケミカルピーリングが若返り治療とよばれるのは、古くなった皮膚の角質を取り除くことで、若い頃のターンオーバーを取り戻す方法だからなのです。

なお、ケミカルピーリングは、エステティックサロンなどで行われているところもありますが、トラブルを避けるためにも、皮膚科などの医療機関で治療を受けることをおすすめします。

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