ニキビと低体温の関係


ニキビと低体温の関係

「低体温」とは、体温が34度から35度台と低めの状態をいいます。

一般的に37度の体温状態が、免疫力や代謝も活発になり、人間の活動に最も適した体温といわれています。

37度というと、微熱と感じるかもしれませんが、これは「核心温」と呼ばれる体内の臓器の温度なので、実際の体温は気温等にも影響を受けやすいので、36.5度程度と考えておけばよいようです。

ところで最近、この低体温の人が大人だけでなく、子どもにも急増しているといいます。

低体温によって起こる不調は多く、ニキビやアトピーをはじめとする皮膚のトラブル、疲れやすい、冷え性など、多岐にわたります。

低体温は、特に女性に多くみられる傾向にあります。

低体温の原因はいくつか考えられていますが、主なものとしては次のとおりです。

  • 加工食品や油分が多い食事が多い
  • カロリーが高く、栄養のバランスが取れていない食事が多い
  • 鉄分やミネラルが不足しがちである
  • 喫煙と飲酒の習慣がある
  • 睡眠不足、昼夜逆転の生活で、睡眠習慣が安定していない
  • 運動不足である
  • 下着などは薄手のものが多い
  • 生理周期が安定していない

このような生活習慣によって、代謝機能や排泄機能、免疫機能が低下し、自律神経のバランスがくずれ、低体温を引き起こしてしまい、ひいては、ニキビを発症しやすくしたり、ニキビを悪化させてしまいます。

ニキビのためには、まずは生活習慣の改善が必要なようです。

スポンサーリンク