活性酸素は、非常に強い酸化力を持っています。
活性酸素は、さまざまな老化現象を引き起こす“張本人”として知られています。
分かりやすくいうと、活性酸素は、体を“サビ”させる原因となるものです。
では、なぜ活性酸素がニキビにとって良くないのでしょうか?
それは、活性酸素が非常に攻撃的で毒性の強いものだからです。
活性酸素の酸化力が、皮膚の毛穴に詰まった皮脂を酸化させてしまい、ひいてはニキビを発症させ、ニキビを悪化させてしまうのです。
活性酸素は、タバコを吸ったり、激しいスポーツをしたりすると増加することが明らかにされています。
活性酸素を完全にシャットアウトすることは不可能ですので、生活の中でできるだけ活性酸素を作り出さないように注意することが、ニキビにとっても大切なことといえます。
なお、ビタミンCやビタミンEには、活性酸素の生成を抑える働き(抗酸化作用)があることが分かっています。
活性酸素の生成を抑えるビタミンCやビタミンEを積極的に摂ることは、ニキビにとっても良いわけです。