ニキビをはじめとした皮膚の病気の原因として、自律神経の乱れが指摘されています。
自律神経には2つに分けられ、1つは「交感神経」、もうひとつは「副交感神経」といい、脳から内臓、皮膚の血管にまで全身に張りめぐらされています。
それぞれの働きですが、簡単にいうと、「交感神経」は緊張状態のときに作用し、「副交感神経」はリラックス状態のときに作用します。
イライラや怒りなどという悪感情が高まり、交感神経が強く作用し続けると、体は“戦闘モード”に入り、筋肉に血液を集中させて、結果的に皮膚の血行が悪くさせます。
血行不良は、ニキビなど皮膚のトラブルの原因にもなり良くありません。
また、交感神経が強く作用すると、男性ホルモンが増加します。
男性ホルモンは、皮脂腺を発達させて、皮脂の分泌を高めてしまうのです。
そして、ニキビが発症しやすい皮膚の環境を作ってしまうのです。